脳卒中 | 脳神経外科の病気 | 病気の解説 | 札幌の中村記念病院

病気の解説

脳神経外科の病気

脳卒中

脳卒中とは一般的に、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形に伴う出血のことをいいます。

卒中とは卒然(=突然)の中(あた)りであり、脳血管の異常により急激に脳に障害をきたし、意識障害、言語障害、半身麻痺など様々な症状が突然出た状態をさします。虚血性脳卒中(脳梗塞)が約70%、出血性脳卒中(脳内出血、くも膜下出血)が約30%と言われています。

日本において脳卒中は、ガン、心疾患(心筋梗塞など)についで死因の第3位です。また寝たきりになる原因の第1位です。ひとたび脳卒中になり重症になると長期間のリハビリを余儀なくされ大変辛い思いをしなければなりません。高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)、喫煙、大量飲酒などの既往があると、動脈硬化が進みやすくなり、脳卒中を起こす危険性が増してきます。最近は食生活の変化などにより昔より脳梗塞の割合が増えている現実があります。

脳梗塞に関していうと心臓の不整脈(心房細動)が原因で起こることもあります。脳卒中を起こさないためには血圧や血糖値などの厳重な管理、禁煙などを日頃からしなければなりません。脳卒中は緊急疾患です。

脳卒中において分かりやすい症状は

  1. 顔(笑うと口や顔の片方がゆがむ)
  2. 腕(手のひらを上にして両手を前方にあげ5つ数える間に片方の腕が下がる)
  3. 言葉(うまくしゃべれない、言葉が出てこない)

です。またくも膜下出血では突然の頭痛(激痛)、嘔吐といった症状がでます。脳卒中の治療は時間との勝負です。このような症状が出た場合は、我慢せずにすぐに病院を受診しましょう。