てんかん | 神経内科の病気 | 病気の解説 | 札幌の中村記念病院

病気の解説

神経内科の病気

てんかん

“てんかん”って、なに?

最近、“てんかん”という病気は脳の病気として認識されてきていますが、よく知らない方が多いようです。

“てんかん”という病気は、様々な原因で、“発作(てんかん発作)”が繰り返し起こる病気です。発作は、脳にある神経細胞が働き過ぎて一時的に起こる症状です。原因は、脳梗塞、脳腫瘍、脳炎後など様々ですが、検査をしても原因が明らかにならない方が6割ほどいます。症状は発作に巻き込まれる脳の場所により、意識がある発作、反応が乏しくなる発作などもあり、必ずしも手足をけいれんさせるわけではありません。大切なのは、発作は一時的で、発作が無いときは、普通である方が多いことです。

“てんかん”は、多いの?

てんかんの有病率(患者さんの数)は、0.5~1%、おおむね200人に1人程度と考えられます。0.8%とすると日本全体で100万人の患者さんがいます。とても多い病気です。

“てんかん”は、大人でも起こる?

発症は小児が多いのですが、どの年齢でも起こります。特に65歳以上で、発症率が増加します。

“てんかん”は、治るの?

治療として、日常生活の注意、内科的治療(くすりをのむ)および外科的治療があります。現在はくすりを服用して発作を押えることが主流です。くすりをのむにあたっての注意には、様々な大切なことがあります。各々の患者さんで異なるので、主治医の先生に聞きましょう。発作が薬では止まらない方に外科的治療が有効である場合があります。