脳腫瘍

頭蓋骨のなかにできる腫瘍のことを脳腫瘍といいます。
ですから、脳から発生する腫瘍はもちろんのこと、脳をつつむ膜(髄膜)、脳から出る神経などから発生する腫瘍も脳腫瘍ということになります。

例外はありますが、脳自身から出る腫瘍は悪性度の高いものが多く、脳以外から出る腫瘍は悪性度の低いものが多くなります。

症状は、腫瘍の出来る場所で大きく異なりますが、肩こりなどが原因となる頭痛が夕方に強くなる傾向があるのに対して、脳腫瘍のようなものが頭蓋骨のなかにあると、朝、起きたときに強い頭痛を自覚することが多いとされています。

しかし、例外もありますので、長期間にわたる頭痛を自覚されている方は、一度はもよりの脳神経外科または神経内科のある病院の受診をおすすめします。

脳の断層写真をとる検査は、検査中に痛みなどを伴うことのない、体に優しい検査です。安心して来院していただけたらと思います。