栄養科

栄養科の主な業務は「食事の提供」と「栄養管理」です。
食事は治療の一環として重要な役割を担うものであると同時に、患者さんにとって楽しみの一つでもあります。
食事は全量摂取されてこそ治療効果が発揮されるものです。他部門と連携を図り質の高いものを提供できるよう努めます。

食事の提供

医師の指示に従って入院患者さんの病態に合わせたお食事を提供しております。保温・保冷配膳車を使用し適切な温度管理のもと、適温で食べていただけるよう配慮しています。

嚥下食は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021に基づき、4段階の内容で入院患者さんの摂食、嚥下機能に適した食事を提供しています。
また、言語療法士、摂食嚥下認定看護師、調理師など他職種と協力し献立の見直しを行い、見た目や味、食べやすさの工夫などに取り組んでいます。

栄養管理

栄養状態を検査結果、身体計測値などから定期的にチェックし、評価をしています。低栄養を疑われる患者さんには栄養改善するため、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士からなる医療チームにて回診を行っています。

栄養指導

外来栄養指導 入院・退院時栄養指導(個人・集団)

当院では医師の指示に従い患者さんの 症状・状態に合わせて、管理栄養士が栄養相談をしながら、食事療法が食習慣として取り入れられるようその人に合わせた食生活の改善方法を提案します。

昼食時のラウンド

昼食時間帯に入院中された全患者さんのベッドサイドを回り、食事についての聞き取りや適正な食形態での提供か他職種との確認なども行っています。食欲がない方などへは個別対応を調理スタッフと相談しながら、患者さんの要望に応えていきたいと考えています。